Corporate Governance コーポレート・ガバナンス

トップサステナビリティコーポレート・ガバナンス

持続的な企業価値創造に向けて
コーポレート・ガバナンスの強化を進めています。

コーポレート・ガバナンス

JCRグループでは、良質でより有用な医薬品・医療用機器を社会に提供するため、経営の適法性、透明性、そして客観性を高めることを目指し、さらに企業価値を高めることと同時に、株主の利益保護を担保する体制を構築することが重要であると考えています。そのため有効な内部統制システムの整備・運用を確保し、その有効性の評価を自ら行い、企業としての社会的責任を果たすべく努力していきます。
JCRは、監査役会設置会社の形態のもとで、社外取締役7名を含む12名で構成される取締役会、社外監査役5名で構成される監査役会および会計監査人を設置しています。これらの機関のほかに経営統括委員会、指名・報酬等諮問委員会、サステナビリティ諮問委員会、経営会議、内部監査部、内部統制委員会、コンプライアンス委員会、サステナビリティ委員会、安全衛生委員会、環境委員会、寄付審査委員会およびリスクマネジメント推進会議を設置しています。ガバナンスの構成としては、JCRの現状で業態に即した適切な規模であり、効率的な経営が可能と考えています。また、社外取締役7名、社外監査役5名を含んだ現状のガバナンス体制は、経営の透明性、客観性(公平性)および経営監視の独立性確保に有効であると判断しています。

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コンプライアンス

JCRでは、当社および子会社からなる企業集団における業務の適正を確保することを目的として、『コンプライアンス規程』を定めるとともに、コンプライアンスに関して必要な事項を定め、その遂行を監督するため、コンプライアンス統括委員会およびコンプライアンス推進委員会を設けています。
コンプライアンス統括委員会は、取締役会が指名する者を委員として構成され、コンプライアンス活動の推進に関する基本方針および計画の策定等を行い、必要に応じ取締役会に上程する役割を担っています。また、コンプライアンス推進委員会は、コンプライアンス統括委員会が指名する者を委員として構成され、コンプライアンスの推進に関する業務に当たっています。
これら委員会組織とは別に、各部門の長がコンプライアンス遂行責任者として任命され、各々が管理する部門におけるコンプライアンスの実践について責を負うとともに、各部門においてコンプライアンスに関する意識の向上および関連知識の習得ならびにこれを維持するため、定期的に教育・研修を実施し、各従業員は誠実にこれに取り組むよう『コンプライアンス規程』に定めています。

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リスクマネジメント

JCRは、医薬品という人々の健康に関わる製品を扱う企業として、『リスクマネジメント基本規程』を定め、そのもとでリスク管理体制を構築し、企業活動におけるリスクを把握しています。また、リスクマネジメント推進室、内部統制委員会およびコンプライアンス委員会をはじめとする関連委員会の連携を図りながら、リスク発生の予防、リスク管理、発生したリスクへの対処などに対応できる体制を構築しています。

なお、JCRとして認識すべき重要リスクのリスト化を行い、BCP項目として下記の3項目を選定および策定しています。

またJCRは、特に医薬品企業として、法令に則った製造販売業の三役(総括製造販売責任者、品質保証責任者、安全管理責任者)会議を定期的に開催し、医薬品の品質、有効性、および安全性を確保する体制を構築しています。
さらに、JCRはグローバルへ業容を拡大するなかで、世界水準の医薬品品質システムを導入し、より高度な安全性を追求していきます。

リスクマネジメント体制