Society ソサエティ

トップサステナビリティ社会(労働環境に関する取り組み)

関連するSDGsの目標

「チームJCR」一人ひとりが輝ける職場環境づくり、
人財育成を促進するとともに、社会に向けた様々な活動に取り組んでいます。

労働環境に関する取り組み

働く者にとって便利な制度の導入

仕事もプライベートも大切という考えから、フレックス制度の導入や年次有給休暇の時間単位での取得を可能とするなど、フレキシブルな勤務制度、JCR独自の制度を導入しています。
新たな制度として2019年から「積立有給休暇制度」を導入しました。子育てや介護などを行いながら勤務する社員は、年度末には時間有給休暇の残りがなくなり1日単位の有給休暇を取得せざるを得ないような状況がありました。育児・家族の介護を行う場合や、自身の傷病や慢性疾患の治療・検査のための通院などに、この「積立有給休暇制度」が利用できます。2021年からは、利用範囲を親に限定していた介護を家族へと対象範囲を広げました。JCRは社員の働きやすい環境を提供するため、様々な制度の導入を目指しています。

※ 有給休暇は未消化分を次年度へ繰り越し可能ですが、労働基準法の定めにより、付与から2年を経過したものは消滅します。その消滅してしまう有給休暇を最大40日積立し、利用することができるという制度です。

働きやすい、安心して働ける職場環境づくり

社員が健康で働きやすく、安心して働ける環境づくりとして、会社から年次有給休暇の取得を促すため、「有給休暇取得奨励」を行っています。また、インフルエンザ予防接種の集団受診や35歳以上の希望する社員には人間ドック受診補助も行っています。職場環境の改善について、毎月1回全社で安全衛生委員会を開催し、改善が必要な点がある場合は、対応を協議しています。また、産業医として2名の医師を選任しており、内1名は精神保健指定医とし、メンタルヘルスケアに努めています。その他、研究所内に「JCRオアシス」として、マッサージを受けられる体制を整備し、仕事中にリフレッシュができる環境を設けています。

新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組み

昨年来、全世界で猛威を奮っている新型コロナウイルスの感染防止対策として、JCRでは「新型コロナウイルス対策チーム」を結成し、社員に対し製薬企業の一員としての感染防止に対する行動を促すとともに、社員を感染から守るため、様々な取り組みを行っています。

〈取り組み内容〉

  • 在宅勤務が可能な職種の社員に対しては、積極的な在宅勤務を実施
  • 都道府県別の感染状況に応じた「JCRモデル」を設定し、感染防止対策を実施
  • 毎週月曜日に対策チームから新型コロナウイルスに関する各種情報発信
  • 全社員へ定期的にマスクを配布、携帯用のアルコールスプレーを配布
  • 主な事業所に、顔認証体温システム、自動手指消毒機を設置
  • 2週間に一度、全社員を対象にした抗原検査を実施(アストラゼネカ社の新型コロナウイルスワクチン原液製造に関わる者は毎週PCR検査を実施)

女性社員が活躍できる職場づくり

2018年10月には、女性の職域拡大、女性管理職比率の上昇(2012年度5.8% / 2020年度10.6%)、事業所内保育所の整備、男性の育児参加促進に向けた取り組みなどが評価され、兵庫県から「平成30年(第3回)ひょうご女性の活躍企業」に表彰されました。また2019年1月に、女性活躍推進法に基づき、女性の活躍推進に関する状況等が優良な企業として、厚生労働大臣より「えるぼし(2段階目)」の認定を取得しました。

育児対象者へのバックアップ

育児を行っている社員に対して、研究所内において事業所内保育所を設置しています。また、勤務地の関係で事業所内保育所を利用できない社員に対しては、毎月「保育補助金」を支給し、バックアップしています。これらの取り組み等が評価され、2018年7月に厚生労働省より「くるみん認定」を取得しました。現在は2度目の「くるみん認定」を目指し取り組みを行っています。

事業所内保育所「JCRキッズランド」

AED(自動体外式除細動器)の導入

JCRは、各事務所や研究所、各工場にAEDを設置しています。

※ AED:心室細動(心臓が細かく震え、全身に血液を送れない状態)を起こした心臓に電気ショックを与えて、正常な状態に戻す医療機器。

風通しの良い職場環境形成への一助

同じ職場で働く仲間との親睦を深めるため、「部内親睦会補助金制度」を導入しています。この制度は、部内で開催される新入社員歓迎会や暑気払い、部署異動や退職時の送別会などに、幅広く利用されています。また、毎年11月にはボジョレー・ヌーヴォーの試飲会の開催や年末の納会も開催しています。その他、工場・研究所を中心に年1回社内取締役との昼食会の開催を実施するなど、風通しの良い職場環境の形成に取り組んでいます。また、年に2回発行する社内報は読者参加型を目指し、様々な企画を行っています。

会社への帰属意識向上に向けた取り組み

人を大切にしている会社として、毎年9月の創立記念日には永年勤続表彰を行い、全社員に創立記念品を配布しています。また、創立記念ゴルフコンペを開催し、多くの社員が参加しています。その他、バレンタインデーには地元の洋菓子を全社員に配布しています。

男性の育児休業取得率向上に向けた取り組み

社会的な問題として、ジェンダー平等の実現や働き方改革が急務とされている中でも、男性の育児休業は十分に浸透しておらず、男性の育児休業取得は進んでいない状況です。JCRにおいても、女性の育児休業取得率(2020年度100%)と比べた場合、男性の育児休業取得率(2020年度80% 育児目的休暇含む)は低い状況です。
男性の育児休業取得率の向上を目指すためには、「職場の理解」と「男性社員の意識付け」が必要と考え、社内セミナーとして「子育て支援カフェ」(2020年度参加希望者37名)と「育ボス研修」(2020年度参加希望者7名)を開催しました。同セミナーでは、外部講師から男性の育児に関るメリット等についてお話しいただき、社内からは過去に育児休業を取得した男性社員および管理職の体験談を共有し、男性社員の育児休業取得に対する理解と協力を促しました。

研修制度の充実

JCRでは、社員のスキルアップが会社の成長へつながるという観点から、社員研修に注力しています。新卒で入社した社員には入社後1ヵ月間、集団研修を実施しており、ビジネスマナーの研修や、コミュニケーション能力向上の研修、各本部からの説明、工場・研究所での実地研修、MR(医薬情報担当者)同行研修などを実施しています。また、各階層に応じて受講を必須とする階層別研修を定期的に開催するほか、社員の自己研鑽や成長を支援するために、英語研修ならびに、2020年度からは企画された研修に対し自発的に参加意思が表明できる手上げ式研修やe-learningを取り入れました。研修の形式も外部講師を招いた集合研修形式や社外で実施されている公開講座への参加、英語研修も集合形式、Web形式等、様々な内容・形式で実施しています。

女性社員向けキャリアアップセミナー
(2019年度集合研修の様子)

「くるみん」マークとは(厚生労働省ホームページからの抜粋)

「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定を受けた証です。 次世代育成支援対策推進法に基づき、一般事業主行動計画を策定した企業のうち、計画に定めた目標を達成し、一定の基準を満たした企業は、申請を行うことによって「子育てサポート企業」として、厚生労働大臣の認定(くるみん認定)を受けることができます。この認定を受けた企業の証が、「くるみんマーク」です。

「えるぼし認定」とは(厚生労働省ホームページからの抜粋)

一般事業主行動計画の策定・届出を行った企業のうち、女性の活躍推進に関する取組の実施状況が優良である等の一定の要件を満たし場合に認定させる制度です。

「ひょうご女性の活躍企業」とは(ひょうご女性の活躍推進会議ホームページからの抜粋)

「ひょうご女性の活躍推進会議」の取り組みの一つとして、県内における女性の活躍に係る気運醸成を図るため、女性の育成・登用や職場環境の改善等に取り組んでいる事業所を表彰するものです。

ひょうご仕事と生活のバランス企業表彰

この表彰は、ひょうご仕事と生活センターが、「仕事と生活のバランス」の実現推進のために先進的な取り組みを実施している企業・団体等を表彰するものです。JCRが継続して取り組む働き方改革のうち、“「男女の区分なく」を基本方針に、子育てと仕事が両立しやすい職場環境づくりに対する取り組み”が特に評価され、2021年度の表彰企業となりました。

安全衛生委員会

JCRは、働く環境の整備、従業員の健康促進を目的に、月1回、安全衛生委員会を開催しています。本社地区、東京事務所、研究所、工場の各事業所から選出された14名の委員により構成され、各拠点の職場環境についての報告、有給休暇取得率・長時間労働の状況報告と対応、健康増進対策について協議しています。委員会には、オブザーバーとして産業医2名、社会保険労務士1名を迎え、専門的な見地による指導、助言を受けています。
また、メンタルヘルス対策として、従業員の疲労蓄積度チェックや、労働安全衛生法に基づくストレスチェックを実施し、必要に応じ産業医による面談を行っています。
さらに、研究所、工場において別途安全衛生委員会を開催し、安全パトロールの実施、ヒヤリハットの事例報告を通して、情報の共有や注意喚起により、未然に事故を防ぐ取り組みを行っています。