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Q12024年度中間期(2024年4月1日から2024年9月30日まで)の業績の概要をお聞かせください。
A1売上高は166億57百万円(前期比31.4%減)となりました。
売上高につきましては、前年同期比31.4%減となりました。主な要因は、前年同期には約70億円の契約金収入がありましたが、当期は期首より契約金収入は下半期に予想しております。一方、主力製品である「グロウジェクト®」、「イズカーゴ®」、「テムセル®」は好調に売上が推移しました。
利益面につきましては、主力製品の売上増加に伴う販促費用の増加や、主に海外での開発組織の整備および臨床開発の進展による研究開発費の増加、契約金収入および受託製造売上が減少したことなどにより、前年同期に比べて減収となりました。
Q2株主還元策についてお聞かせください。
A2中間配当金は1株当たり10円00銭となります。
剰余金の配当等の決定に関しては、将来の利益の源泉となる新薬開発や経営体質強化のための内部留保を確保しつつ、業績およびキャッシュ・フローの状況などを勘案しながら継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。当該方針のもと、2024 年度の中間配当は、直近の配当予想のとおり1株当たり10円00銭とさせていただきます。なお、年間の配当予想として、1株当たり20円00銭を見込んでおります。
Q3研究開発品目の進捗状況について教えてください。
A3グローバルでの臨床試験が進行中です。
当社では現在、17種類を超えるライソゾーム病治療薬について、独自の血液脳関門通過技術「J-Brain Cargo®」を適用した新薬の研究開発に重点的に取り組んでおります。
ハンター症候群治療剤 pabinafusp alfa(開発番号:JR-141)については、現在グローバル臨床第3相試験が進行中であります。また、ムコ多糖症Ⅰ型治療剤 lepunafusp alfa(開発番号:JR-171)については、現在、日本・ブラジル・米国での13週間の臨床第1/2相試験を完了し、その継続試験を実施しております。その他、ムコ多糖症ⅢA型治療剤(開発番号:JR-441)については、日本では臨床第1相試験、ドイツでは臨床第1/2相試験が進行中、ムコ多糖症ⅢB型治療剤(開発番号:JR-446)については、日本で臨床第1/2相試験が進行中であります。