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Q1当期(2022年4月1日から2023年3月31日まで)の業績の概要をお聞かせください。
A1売上高は343億43百万円(前期比32.8%減)となりました。
売上高につきましては、医薬品等売上は前期とほぼ同水準となったものの、契約金収入の減少および新型コロナウイルスワクチン原液の国内製造受託が予定通り終了したことなどから、売上高合計は前期を下回りました。
利益面につきましては、売上高減収の影響、ならびに研究開発への積極的な投資により、各利益はいずれも減益となりました。
Q2株主還元策についてお聞かせください。
A2期末配当金は1株当たり10円とさせていただきます。
剰余金の配当等の決定に関しては、将来の利益の源泉となる新薬開発や経営体質強化のための内部留保を確保しつつ、業績およびキャッシュ・フローの状況などを勘案しながら継続的かつ安定的な配当を行うことを基本方針としております。当期は減収減益となりましたが、主力製品の販売ならびに研究開発の進捗はいずれも順調に推移していることから、当期の期末配当金につきましては、上記の基本方針のもと1株当たり10円とさせていただきます。
Q3契約交渉の状況を教えてください。
A3自社ライソゾーム病開発品のグローバル導出ならびに、J-Brain Cargo®技術のパートナリングを積極的かつ着実に進めています。
2022年度はライソゾーム病の中でもウルトラレアに該当する疾患のパートナリング、ならびに、J-Brain Cargo®技術を用いた新たな共同研究として海外企業との契約を果たしました。一方で、患者の皆さんならびに当社にとっての価値最大化を目的に、締結時期や交渉戦略の見直しをしたため当期中に契約に至らなかったものもあります。契約金収入は当社の収入の重要な柱の1つであり、引き続き積極的に進めるとともに、将来的な価値を見据えた着実な交渉を行ってまいります。