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写真:代表取締役
会長兼社長
CEO兼COO
芦田 信 代表取締役
会長兼社長
CEO兼COO
芦田 信

日本ケミカルリサーチは、1975年の創業以来「医薬品を通して人々の健康に貢献する」という企業理念を掲げ、創薬企業として理念の実現に努力しています。遺伝子組換え技術および細胞構築・培養技術による医薬品の研究開発や製造にも早くから積極的に取り組み、技術の蓄積とともに新技術の研究開発をも推進してまいりました。

その成果の一つとして、当社は、独自の「完全無血清培養」技術を確立いたしました。完全無血清培養技術は、培養工程において動物由来成分を使用しないためウイルス混入リスクに対する安全性を高めることができるほか、培養工程の簡素化により高い生産性も期待できる技術です。さらに、この技術を利用したバイオ医薬品として、国産初のバイオ後続品である遺伝子組換えエリスロポエチン製剤(腎性貧血、未熟児貧血治療薬)を開発(平成22年1月製造販売承認取得)いたしました。

当社は、今後もこのような当社独自のバイオ技術を利用したより付加価値の高いバイオ医薬品研究開発を進めてまいります。さらに、アンメット・メディカルニーズ(*)にも応えるため、既に臨床試験に着手したヒト間葉系幹細胞(MSC)による白血病の骨髄移植後の移植片対宿主病(GVHD)治療のほか、全く新しい細胞治療領域や世界的に大きな進展が見込まれる抗体医薬分野への挑戦も行ってまいります。

そのような中で、当社は平成21年12月にグラクソ・スミスクライン社と海外におけるバイオ医薬品事業に関する包括契約を締結いたしました。この提携は、同社の世界的な販売ルートを通じて当社のエリスロポエチン製剤を海外に供給するほか、当社が開発中のライソゾーム病治療薬の国内外における開発・事業化などの遂行を予定しています。これにより、当社は、目標である世界を目指した事業活動をますます確かなものにしてまいります。

また、医薬品を扱う企業の使命として、社会的意義が大きいオーファンドラッグ(希少疾病用医薬品)の研究開発にも積極的に取り組むなど企業の社会的責任(CSR)にも応えてまいります。そして、私たち日本ケミカルリサーチは、コーポレート・ガバナンスの一層の充実とリスクマネジメントの強化を進め、法令や社会的規範を遵守し、ステークホルダーとの良好な関係を重視した経営を推進し、安定的かつ信頼される経営基盤の確立を図ってまいる所存です。

今後とも引き続きご支援、ご厚情を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

*アンメット・メディカルニーズ・・・
未だ満たされていない医療上の需要。
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